ボクらは自由な大学生を謳歌する

現役筑波大学生がプロブロガーになるお話

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『フランス人は10着しか服を持たない』がベストセラーになった3つの理由

誰もが聞いたことのあるタイトル、

 

『フランス人は10着しか服を持たない』。

 

これがなぜ日本でベストセラーになったのか、

 

その理由にせまる。

 

日本人が失った、どこか懐かしい感覚に訴えた

本書は、フランス人の素晴らしい生き方を紹介したものである。

 

しかし、そこにはどこかかつての日本の生活と似通ったものがある

 

いや、もはや同じだと言い切ってもいいかもしれない。

 

いくつか例をあげよう。

 

・一番いいものをふだん使いにする。

 

これは、モノを所有しすぎないこと、

 

ふだんの生活のレベルを豊かにすることを意味している。

 

ふだん使いのモノが良いモノであれば、

 

ボクらは自然とすてきな気持ちになるだろう。

 

自然と新しいモノなんて買わなくなるだろう。

 

これぞまさに、欧米由来の消費社会になる前の日本であり、

 

「もったいない」の精神にも通ずるものだ。

 

・教養を身につけよう。

 

 新聞を読む、面白い本を読む、すてきな映画を観る、美術館に行く。

 

そうした教養を身につけた人は、自然とおもしろい会話ができるようになる。

 

誰かと食事をするとき、はじめて会う人と話すとき、

 

あなたは最近どんな作品に触れましたか?

 

そう聞ければベストだ。

 

もちろんかつての日本人は、これと全く同じことをしていたのである。

 

しかし今の日本社会はどうだろうか。

 

電車に乗れば、皆スマホでSNSやゲーム。

 

家に帰ればバラエティ。

 

別にそのどれもを否定しているわけではない。

 

だが、みんなが教養のある生活が、

 

とても面白いことだと知っているのにも関わらず、

 

そこから目を背けている現状が悲しいのだ。

 

このように、本書は日本人が近代化・アメリカ化と一緒に失った、

 

すてきな感覚・懐かしい感覚に訴えているのである。

 

どの実践もお金を使わない

二つ目の理由は、本書のどの実践もお金があまりかからないことだろう。

 

むしろ、フランス人の生活はお金の節約につながる。

 

なんでもかんでも消費しまくるこの社会。

 

年々富裕層と貧困層の格差が広がる日本社会。

 

その原因の一つにはやはり過度な消費社会がある。

 

そうした状況にある日本人の感覚に訴えたのが、

 

お金のかからないフランス人の実践であったのは間違いない。

 

女性が美しく生きるためのノウハウを凝縮

最後の理由は、本書が女性にとって素晴らしいハウツー本であることだろう。

 

本書は女性が女性目線で書いたエッセイであることもあり、

 

女性、特に女性が美しくなるためのノウハウが詰まっている。

 

加えてパリジェンヌと言えば、それだけでシックで美しい女性の代名詞だ。

 

さらに本書の実践は難しいことなどなにもないし、

 

日本とパリという土地柄の違いにも左右されないノウハウばかりである。

 

だからこそ、日本人女性のパリジェンヌへのあこがれや、

 

美しさへの関心にヒットしたのだ。

 

最後に

ボクは男性であるけれども、本書は非常にためになるものだったと、

 

胸を張って言うことができる。

 

もちろん、直接的には女性を対象にした実践が多いわけだが、

 

そのどれもが本質を突くものばかりであるので、

 

男性の立場に置き換えて読むことが容易なのだ。

 

だからボクは、本書は男性にこそ読んでほしい。